湘南エリアのインプラント名医ガイド » インプラントの基礎知識 » 骨粗しょう症とインプラント

骨粗しょう症とインプラント

骨粗しょう症の方でもインプラント治療は可能なのか、注意点も合わせて解説しています。

骨粗しょう症でもインプラント可能?

骨が衰えて骨折するリスクが大きくなる骨粗しょう症ですが、インプラント治療をあきらめる必要はありません。骨の状態をしっかり確認し、適切な治療を行えば十分に可能です。骨粗しょう症の方にインプラントを行った研究では「特に問題ない」という結果も多く発表されています。刺激を受けない、使われない骨はどんどん退化していき、かえって骨粗しょう症の発症を高めてしまう可能性も。

万が一骨がスカスカの状態でインプラント治療に必要な厚みや高さがない場合でも、骨を移植させて増やす補助治療が受けられるので安心です。

骨粗しょう症の方の治療

骨粗しょう症の方がインプラント治療を受ける場合、いくつか注意点があります。それぞれ見ていきましょう。

治療期間

通常、インプラントと骨が結合するまでは3~6ヵ月ぐらいだと言われていますが、骨密度が低い骨粗しょう症の方は健康な方の倍の期間が必要です。つまり、治療期間は最低でも半年以上になります。

治療方法

通常のインプラントと異なり、骨にあける穴を通常よりもかなり小さくして、インプラントを埋入します。穴を小さくすることでインプラントを埋め込んだ際に骨を圧迫し、骨密度を高くして器具を安定させることが可能です。

薬について

骨粗しょう症の方が骨折防止のために服用する「ビスホスホネート(BP剤)」は骨を強くしますが、顎の骨がくさる「ビスホスホネート関連顎骨壊死(がっこつえし)」という症状が発生する可能性も。発症する確率は低いものの、通常の顎骨壊死より治りにくいため注意が必要です。

2003年に骨粗しょう症の方が歯の治療を行なった際、骨の炎症を起こす、顎の骨がくさるといったケースが報告されました。この報告がきっかけで、骨粗しょう症の方が歯の治療を受ける場合は注意喚起されるように。特に負担が大きいインプラントや抜歯などの治療は、よりミスがないように施術することが求められています。

骨粗しょう症の方にトラブルが起こる確率

日本国内で顎骨壊死になる確率は、薬の使用法で異なります。飲み薬で顎骨壊死になる可能性は0.01~0.02%、注射薬だと1~2%という結果に。注射薬を使用している場合は、飲み薬と比べて顎骨壊死になる確率が100倍になるので、注意が必要です。

また、BP剤(ビスホスホネート)を服用している骨粗しょう症の方が歯科治療(抜歯)を受けた場合、顎骨壊死の確率は上昇します。

抜歯をした場合、BP剤を服用している方に顎骨壊死が発生する確率は0.5%以下ですが、BP剤を注射で使用している方は1.6~14.8%。BP製剤(注射)+抜歯を行なった場合は、最大7人1人が抜歯後に顎骨壊死を発症している計算になります。

BP製剤を服用されている方の注意点

歯科医師に報告する

初診時は「服用している薬」や「通っているクリニック」についてヒアリングを受けるので問題ありません。しかし通院途中にBP製剤の服用を始めた場合は、必ず担当の歯科医師に報告するようにしましょう。

外科処置はなるべく避ける

歯の治療を受ける際、骨に触れる外科治療はなるべく避けるのが賢明です。もし骨に触れる治療を受けるのであれば、医師に相談したうえで慎重に行う必要があります。

入れ歯を使用するならフィットするものを

フィットしない入れ歯を使用してしまうと周辺の歯茎にあたって傷ができ、骨が露出します。骨が露出してしまうと細菌感染の原因となるので、入れ歯があたる部分は調整してもらい、フィットする入れ歯を使うようにしましょう。

4年以上服用している方は特に注意

BP製剤を4年以上服用している場合は、顎骨壊死の発症率が約4倍(0.5%→0.210%)に上昇することがわかっています。長年服用すると、骨の中に蓄積する薬の量も多くなるためです。そのため、4年以上BP製剤を服用している方が歯の治療を受ける際は、特に慎重になる必要があります。

手術を避けた方が良い場合も

骨粗しょう症の方が歯の治療を受けたことで、骨の炎症である「骨髄炎」、あごの骨がくさってしまう「顎骨壊死」が報告されたことをきっかけに、インプラント治療は注意が必要だと言われるようになりました。

「顎骨壊死」が起こる割合は、飲み薬を飲む方で0.01~0.02%、注射薬の方で1~2%。飲み薬の場合、発生頻度はそこまで高くないものの、絶対に起こらないわけではありません。「飲み薬だから大丈夫」「黙っておこう」といった行動は決してしないようにしましょう。

骨粗しょう症の薬を使用している方でインプラント治療を受ける際は、薬を服用していることを医師に必ず報告してください。服用している薬の種類はもちろん、「いつから飲んでいるのか」「1日どのぐらい服用するのか」まで詳しく伝えましょう。

ただ4年以上BP製剤を使用している方は、顎骨壊死の発生率が急激に上がるので、インプラント手術を避けた方がいいかもしれません。どうしても必要な場合は、十分な診察を受けてから治療を受けてください。

インプラントの名医がいる湘南エリアの歯科医院リスト

インプラントの名医がいる湘南エリアの歯科医院リスト
藤沢 藤沢市で探すインプラントの
クリニック・医院
茅ヶ崎 茅ヶ崎市で探すインプラントの
クリニック・医院
鎌倉 鎌倉エリアで探すインプラントの
クリニック・医院
逗子 逗子エリアで探すインプラントの
クリニック・医院
平塚 平塚エリアで探すインプラントの
クリニック・医院
インプラントにまつわる「お金」のこと

このページの上部へ ▲