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年齢と共に歯を失うリスクは高まるものです。入れ歯や差し歯を使用している高齢者も珍しくありませんが、やはり「自分の歯」のような感覚とは言い難いのも事実。だからこそインプラントが注目を集めていますが、老後のインプラントにデメリットはないのか、さまざまな角度から解説します。
インプラントは自由診療となりますので、一般的な歯科診療よりも高額な費用が必要となります。確かに得られる機能的なメリットは入れ歯や差し歯にはないものではありますが、入れ歯や差し歯は保険診療となりますので、安価な費用での治療が可能です。さらに、インプラント治療は一度で終わるものではありません。その後、メンテナンスが必要になりますが、その都度費用が発生します。これらの費用は、老後においてはデメリットと言わざるを得ない部分です。
インプラント治療は外科手術を行いますので、執刀医の力量だけではなく、患者の体力も必要です。現役世代であれば問題ありませんが、老後となると外科手術に耐えられない可能性があります。インプラント治療も他の外科手術同様、患者の状態によって手術時間が異なります。比較的スムーズな手術もあれば、患者に多大な体力を要求する手術もあります。高齢者の体調や持病等では、インプラント治療の負担は大きなデメリットになりかねません。
インプラント治療の原理として、インプラントを顎の骨に固定することで、入れ歯や差し歯にはない強度を獲得します。そのため、顎の骨の状態もインプラント治療の可否にかかわります。老後は骨も弱くなってしまいがちです。顎の骨が少なく、厚みがないなどインプラントを固定するには心許ない状態ではインプラント治療は難しいでしょう。また、術中や術後リスクから、高血圧や糖尿病患者もインプラント治療を受けることができません。
インプラント治療は一度の外科手術で終わりではありません。その後、定期的なメンテナンスが必要になります。もしもメンテナンスを行わなければ、インプラント周囲炎や歯周病リスク、さらにはインプラントそのものの脱落リスクがありますので、定期的に通院し、メンテナンスを受ける必要があります。通院が大きな負担の高齢者にとっては、一度で終わりではなく、以降何度も継続して足を運ばなければならない点もデメリットと感じてしまうでしょう。
近年、咀嚼と健康維持は深い関係があることが指摘されています。よく噛み、食べ物を細かくすることで消化や吸収を助けるだけではなく、栄養分を体内にしっかりと吸収させることもできますし、そもそも「噛む」という行為がエネルギーを消費する「運動」となります。免疫機能だけではなく、顔周りの筋肉維持、さらには内臓の機能の維持など、インプラントにすることで可能となる「咀嚼」が、さまざまなメリットをもたらします。
厚生労働省が行った研究によると、咀嚼機能が低いと認知症リスクが高まるとの結果が報告されました。咀嚼は歯がなければできません。老後、歯がなくなることで咀嚼ができなくなり、認知症リスクが高まる悪循環を生みだしていると考えることもできます。つまり、インプラントによって咀嚼が可能となれば、認知症リスク軽減が期待できます。
歯が無いと発音が難しいです。特にタ行やサ行が発音しにくくなります。発音しにくくなると、聞き取ってもらえないからと喋ることが億劫になり、他者とのコミュニケーションそのものが億劫になる悪循環を招きかねません。しかしインプラントで歯を獲得することで、発音しやすくなることで、お喋りそのものを楽しめます。結果、他者とのコミュニケーションも楽しめるようになりますので、老後の生活の楽しみとなるでしょう。また、楽しさが前向きな気持ちを生み、若々しい印象を与えるなど、さらなるメリットをもたらします。
参照元：RYO JIMBO DENTAL_老後を考えたインプラント｜ 60 代での治療やメリット・デメリットを解説
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藤沢駅・茅ヶ崎駅からアクセス◎小田急線「長後駅」西口下車徒歩5分と退勤・下校の間にも通いやすい。
[※1]インプラントの主要な学会・資格取得の条件
・国際インプラント学会（ICOI）認定医:12ヶ月以上経過しているインプラント症例、20症例の提供、各国際口腔インプラント学会研修の受講、等(参照元：https://implant-fukuoka.jp/about-icoi)
・国際口腔インプラント学会（ISOI・DGZI）認定医:インプラント症例、術後3年経過のドキュメントを20症例提出、筆記試験合格、教育講演の受講、等(参照元：https://kokusai-implant.jp/authorize.html)
・日本口腔インプラント学会（JSOI）専門医:インプラント症例、上部構造装着から3年以上経過している症例を20症例以上提出、筆記試験、面接試験、等(参照元：https://www.shika-implant.org/certification/specialty/saisoku.html)
・日本顎顔面インプラント学会 専門医：該当学会の認定指導医・専門医の下でインプラント症例の診断、治療計画、インプラント手術合計30症例以上の経験、筆記試験等(参照元：[PDF]https://www.jamfi.net/senmoni/PDF/senmonikisoku2021.pdf)
・日本顎顔面インプラント学会」専門医：該当学会の認定指導医・専門医の下でインプラント症例の診断、治療計画、インプラント手術合計30症例以上の経験、筆記試験等
[※2]2023年6月21日に調査時点の情報です。
[※3]Google検索で「藤沢 インプラント」と検索して出てきた歯科医院・クリニック62院の中から、「主要な学会の認定医以上の資格[※4]をもつ医師の在籍」「取り扱うインプラントが3種類以上」「フラップレス手術に対応」が公式HPで確認できる藤沢市の歯科医師・クリニックを選出しました。（2023年6月21日調査時点）
[※4]調査の中でインプラントメーカーの取扱いは1～2種類の歯科クリニックが多く、3種類以上は選択肢が多いと判断しています。
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