公開日： ｜更新日：
目次
インプラントにはさまざまな形状や手術方法があり、その違いによってメンテナンス方法も変わってきます。
形状や手術について基本的なことを知っておくと、分からないことや不安な点を歯科医師に聞きやすく、コミュニケーションがスムーズです。
ネジ＝スクリューのような形をしていて、手術時にインプラント体を回転させながら顎の骨に埋め込むのがスクリュータイプの人工歯根です。
インプラントは、治療初期にしっかりと固定されていないとインプラントに負荷がかかった際に抜け落ちてしまうリスクがあります。
反対に、初期固定が強すぎてもいけません。かえって血流障害を起こし、インプラントが抜け落ちてしまう可能性があるのです。
スクリュータイプのインプラントは骨と接する面積が大きいため、安定性が高く、適度な力で固定されやすいメリットがあります。
そのため、インプラント手術の多くで、このスクリュータイプが採用されています。
インプラント体のネジの部分が円筒形になっており、ハンマーのような器具で打ちつけてあごの骨に埋め込むタイプのインプラント。
現在、一部の症例ではこのシリンダータイプのインプラントが使われます。ただ、スクリュータイプよりも表面積が小さいため、初期固定もスクリュータイプに比べると弱めです。
バスケットのように、中心部に空洞のあるインプラント体です。空洞になっている部分は骨の一部を埋め入れられるようになっており、骨との接触面積が広くなることによって理論的には結合力が高くなると言われています。
ただ、高度な技術を要する上、上手く入り込まないと結合力が弱くなるため、現在ではあまり使われていません。
バスケットタイプと同様、現在ではあまり見られないものの、以前はよく使用されていたのがブレード（＝板状）タイプのインプラントです。
スクリュータイプと比較するとインプラントにかかる力に偏りが起きやすく、壊れやすいデメリットが指摘されています。
また、治療箇所の周辺に痛みや腫れが生じる、埋め込んだ部分の骨に炎症を起きやすいなどのリスクも問題視されていて、これらの理由により、あまり使われなくなりました。
一般的なインプラント治療があごの骨や歯槽骨にインプラントを埋め込むのに対し、ほおの骨（ザイゴマ）に埋める治療法です。主に、多くの歯を失った方に採用されます。
歯を失って長期間が経過すると、骨が痩せて不足し、インプラントを埋め込む場所が足りず治療ができなくなってしまいます。
このようなケースでは「骨移植手術」をすれば治療できるようになりますが、それには複数回の手術が必要で、治療期間も長くなってしまうのです。
ザイゴマインプラントなら基本的に1度の手術で完了するため、体への負担も少なくて済みます。骨移植を経て治療するよりも期間を短縮したい方に選ばれる方法です。
4本程度のインプラントで複数の歯を補えるのが「オールオン4」という方法です。多くの歯を失った、総入れ歯が必要な状態の方などによく選ばれます。すべての歯にインプラントを埋入しなくても良いので手術回数も治療期間も短く、治療コストも抑えられるメリットがあります。
人工歯根を埋め込んだあとに仮歯を取り付ける治療法です。
インプラント治療では、インプラント体とあごの骨がしっかりと結合するまでに3～6ヶ月の長期間を要します。インプラント体だけの状態だと食べ物を食べる際に不便ですが、この治療法を使えば手術したその日から食べ物を噛むことができるようになります。
ただし、取り付けるのはあくまでも仮歯です。人工歯根の状態が落ち着くまでは、治療箇所に負荷がかかりすぎないよう十分な注意が必要です。
10メーカー、12種類の豊富なインプラント体[※2]から、骨の状態に合わせて適切なプランを提案。
クリニックが金利を負担。36回まで金利0%！最長84回支払いのデンタルローンが活用できる。
藤沢駅・茅ヶ崎駅からアクセス◎小田急線「長後駅」西口下車徒歩5分と退勤・下校の間にも通いやすい。
[※1]インプラントの主要な学会・資格取得の条件
・国際インプラント学会（ICOI）認定医:12ヶ月以上経過しているインプラント症例、20症例の提供、各国際口腔インプラント学会研修の受講、等(参照元：https://implant-fukuoka.jp/about-icoi)
・国際口腔インプラント学会（ISOI・DGZI）認定医:インプラント症例、術後3年経過のドキュメントを20症例提出、筆記試験合格、教育講演の受講、等(参照元：https://kokusai-implant.jp/authorize.html)
・日本口腔インプラント学会（JSOI）専門医:インプラント症例、上部構造装着から3年以上経過している症例を20症例以上提出、筆記試験、面接試験、等(参照元：https://www.shika-implant.org/certification/specialty/saisoku.html)
・日本顎顔面インプラント学会 専門医：該当学会の認定指導医・専門医の下でインプラント症例の診断、治療計画、インプラント手術合計30症例以上の経験、筆記試験等(参照元：[PDF]https://www.jamfi.net/senmoni/PDF/senmonikisoku2021.pdf)
・日本顎顔面インプラント学会」専門医：該当学会の認定指導医・専門医の下でインプラント症例の診断、治療計画、インプラント手術合計30症例以上の経験、筆記試験等
[※2]2023年6月21日に調査時点の情報です。
[※3]Google検索で「藤沢 インプラント」と検索して出てきた歯科医院・クリニック62院の中から、「主要な学会の認定医以上の資格[※4]をもつ医師の在籍」「取り扱うインプラントが3種類以上」「フラップレス手術に対応」が公式HPで確認できる藤沢市の歯科医師・クリニックを選出しました。（2023年6月21日調査時点）
[※4]調査の中でインプラントメーカーの取扱いは1～2種類の歯科クリニックが多く、3種類以上は選択肢が多いと判断しています。
【免責事項】
このサイトは2016年12月時点で、湘南エリアにあるインプラント歯科の情報を基に作成し、2023年6月～9月調査した情報を基にリニューアルしました。掲載されている画像や口コミなどは制作当時の情報の引用元を表記していますが、時期が経って変更・削除されていたり、サイトの閉鎖や移転によって確認できなくなっている可能性もございます。ご了承ください。最新の情報は各公式サイトをご確認くださいますよう宜しくお願いいたします。サイト内の税表記につきましては、各クリニックにお問い合わせください。
無断転用禁止（Unauthorized copying prohibited.）
