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インプラントを埋入するための骨の厚さが局所的に薄い場合に用いられる手法であるソケットリフトについて解説しています。
インプラントを埋入する場合、上あごの骨が足りないケースがあります。その場合、骨を足して、インプラントを入れることをソケットリフトといいます。上顎洞底挙上術(じょうがくどうていきょじょうじゅつ)とも言われます。
通常、インプラントは上あごの奥歯の部分の骨の中にある「上顎洞」へ突き抜けないよう、上顎洞の下に埋入されます。しかし、歯が抜けて長期間経過している場合や歯周病にかかっている場合には、この部分の骨が少なくなっていることがあります。
インプラント手術が受けられるあごの骨は10mm以上が望ましい(※1)とされています。あごの厚さがない場合には、インプラントを埋入するだけの骨の厚さがないので、インプラントの埋入手術は受けられません。
そうした問題を解決するために開発されたのが「ソケットリフト」と呼ばれる手法です。ソケットリフトは骨の厚みが4mm以上残っており、なおかつインプラントの数が1本程度の小さい範囲である場合に用いられます。
※1参照元:タキザワ歯科クリニック インプラントサイト(https://dental-meikeikai.jp/surgery/socket-lift/)
かつて歯が生えていた部分から移植骨を挿入します。そして、挿入した移植骨によって上顎洞の粘膜を押し上げることで、インプラントを挿入するために必要な骨の厚さを確保します。
なお、ソケットリフトを受けるためには骨の厚さが4mm以上(※2)あることが必要です。インプラントの埋入も同時に行います。
※2参照元:東京銀座シンタニインプラント外科(https://www.implantgeka.com/case-socket-lift.html)
ソケットリフトは、いままで骨の厚さが足りずに治療を受けられなかった人も治療を受けられるのがメリットのひとつ。インプラント治療と同時に行えるので、何度も手術を受ける必要もありません。
ソケットリフトのデメリットとしては、直接的な骨増量に限りがあるという点があげられます。増やせる骨の厚さは3~4mm程度。(※3)あまりにも骨の量が減ってしまっている場合は治療ができない場合があるのです。
また、切開することはないので、挿入部分の状態を直接確認できないこともデメリットと言えるでしょう。
※3参照元:長津田南口デンタルクリニック(https://nm-dc.jp/boneaugmentation/インプラント治療で重要な骨造成の種類-4/)
10メーカー、12種類の豊富なインプラント体[※2]から、骨の状態に合わせて適切なプランを提案。
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藤沢駅・茅ヶ崎駅からアクセス◎小田急線「長後駅」西口下車徒歩5分と退勤・下校の間にも通いやすい。
[※1]インプラントの主要な学会・資格取得の条件
・国際インプラント学会(ICOI)認定医:12ヶ月以上経過しているインプラント症例、20症例の提供、各国際口腔インプラント学会研修の受講、等(参照元:https://implant-fukuoka.jp/about-icoi)
・国際口腔インプラント学会(ISOI・DGZI)認定医:インプラント症例、術後3年経過のドキュメントを20症例提出、筆記試験合格、教育講演の受講、等(参照元:https://kokusai-implant.jp/authorize.html)
・日本口腔インプラント学会(JSOI)専門医:インプラント症例、上部構造装着から3年以上経過している症例を20症例以上提出、筆記試験、面接試験、等(参照元:https://www.shika-implant.org/certification/specialty/saisoku.html)
・日本顎顔面インプラント学会 専門医:該当学会の認定指導医・専門医の下でインプラント症例の診断、治療計画、インプラント手術合計30症例以上の経験、筆記試験等(参照元:[PDF]https://www.jamfi.net/senmoni/PDF/senmonikisoku2021.pdf)
・日本顎顔面インプラント学会」専門医:該当学会の認定指導医・専門医の下でインプラント症例の診断、治療計画、インプラント手術合計30症例以上の経験、筆記試験等
[※2]2023年6月21日に調査時点の情報です。
[※3]Google検索で「藤沢 インプラント」と検索して出てきた歯科医院・クリニック62院の中から、「主要な学会の認定医以上の資格[※4]をもつ医師の在籍」「取り扱うインプラントが3種類以上」「フラップレス手術に対応」が公式HPで確認できる藤沢市の歯科医師・クリニックを選出しました。(2023年6月21日調査時点)
[※4]調査の中でインプラントメーカーの取扱いは1~2種類の歯科クリニックが多く、3種類以上は選択肢が多いと判断しています。