滝澤聡明 理事長
料金:1本19万円~
インプラントの種類:10種類以上
鈴木仙一 理事長
料金:1本34万円~
インプラントの種類:2種類
高嶋芸樹 理事長
料金:1本38万円~
インプラントの種類:9種類
公開日: |更新日:
インプラントを埋入するための骨の厚さが局所的に薄い場合に用いられる手法であるソケットリフトについて解説しています。
インプラントを埋入する場合、上あごの骨が足りないケースがあります。その場合、骨を足して、インプラントを入れることをソケットリフトといいます。上顎洞底挙上術(じょうがくどうていきょじょうじゅつ)とも言われます。
通常、インプラントは上あごの奥歯の部分の骨の中にある空洞である「上顎洞」へ突き抜けないよう、上顎洞の下に埋入されます。しかし、歯が抜けて長期間経過している場合や歯周病にかかっている場合には、この部分の骨が少なくなっていることがあります。
インプラント手術が受けられるあごの骨は10mm以上が望ましい(※1)とされています。あごの厚さがない場合には、インプラントを埋入するだけの骨の厚さがないので、インプラントの埋入手術は受けられません。
そうした問題を解決するために開発されたのが「ソケットリフト」と呼ばれる手法です。ソケットリフトは骨の厚みが4mm~5mm以上残っており、なおかつインプラントの数が1本程度の小さい範囲である場合に用いられます。
※1参照元:タキザワ歯科クリニック インプラントサイト(https://dental-meikeikai.jp/surgery/socket-lift/)
かつて歯が生えていた部分から移植骨を挿入します。そして、挿入した移植骨によって上顎洞の粘膜を押し上げることで、インプラントを挿入するために必要な骨の厚さを確保します。
なお、ソケットリフトを受けるためには骨の厚さが4~5mm以上(※2)あることが必要です。インプラントの埋入も同時に行います。
※2参照元:東京銀座シンタニインプラント外科(https://www.implantgeka.com/case-socket-lift.html)
ソケットリフトは、いままで骨の厚さが足りずに治療を受けられなかった人も治療を受けられるのがメリットのひとつ。インプラント治療と同時に行えるので、何度も手術を受ける必要もありません。
ソケットリフトのデメリットとしては、直接的な骨増量に限りがあるという点があげられます。増やせる骨の厚さは3~4mm程度。(※3)あまりにも骨の量が減ってしまっている場合は治療ができない場合があるのです。
また、切開することはないので、挿入部分の状態を直接確認できないこともデメリットと言えるでしょう。
※3参照元:長津田南口デンタルクリニック(https://nm-dc.jp/colum/インプラント治療で重要な骨造成の種類/)